巻き爪とは

巻き爪は、爪の端が内側に巻き込んだ状態になることです。巻いた爪が当たる部分の皮膚に痛みが起こることが多く、主に足に発症します。痛みをかばうために姿勢や歩き方が悪くなるため、膝や腰の痛みの原因となることがあり、特に高齢者は転倒につながる危険性もありますので、早めの治療が必要です。

原因

巻き爪の原因は主に以下のようなものがあります。

深爪

深爪になると歩くときに地面から受ける力に抵抗できず、指先の軟部組織が上方に盛り上がり、爪を押して巻き爪になります。

不適切な靴

ハイヒールや窮屈な靴を履いていると、爪が圧迫されて巻き爪の原因となります。

治療

ワイヤー法

特殊合金製のワイヤーを爪に取り付け、ワイヤーの元に戻ろうとする力を利用して巻き爪を矯正する方法です。

※ワイヤー法のリスク・副作用等について

B/Sブレイスクイック

B/Sブレイスクイックとは、特殊なグラスファイバーを爪の表面に装着することで、爪全体をゆっくりと引き上げ、巻いている爪を健康的な形へ導く方法です。

※B/Sブレイスクイックのリスク・副作用等について

料金

巻き爪の治療は、診察・診断に保険が適応されます。
ワイヤー法、B/Sブレイスクイックは自費治療です

Ｑ＆Ａ

Q.爪は短く切ったほうが良いでしょうか？

A.あまり短く切ると、かえって巻き爪を悪化させる原因となることがあります。爪は適切な長さを保ちましょう。

Q.巻き爪がありますが、痛くないです。治療しなくても良いでしょうか？

A.急いで治療をする必要はありませんが、痛みが出る前に治療しておいたほうが良いでしょう。

治療後のご注意

• ◎ ワイヤーが気になる場合は絆創膏などで保護してください。
• ◎ ワイヤーが折れたり、はずれたりした場合は早めにご来院ください。