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蜂窩織炎
蜂窩織炎とは
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、皮膚に細菌が感染し、皮膚~皮下脂肪にかけて広い範囲に細菌が増えて、赤く腫れて痛む病気です。重症化すると入院が必要になることもあるので、早めの治療が大切です。
蜂窩織炎の原因
多くは黄色ブドウ球菌によって起こりますが、溶連菌や大腸菌などが原因となることもあります。これらの細菌が皮膚の小さな傷や毛包炎、虫刺され、水虫などから侵入して発症します。
蜂窩織炎の症状
症状としては、まず熱をもって赤く腫れます。初めは押すと痛みがある程度ですが悪化すると安静にしていても痛みます。全身のどこにでも起こる可能性のある病気ですが、膝から下に最もよく生じます。
蜂窩織炎の検査
- 血液検査
- 白血球やCRP(炎症があると増えるタンパク)などの値を測定し、炎症反応があるかを確認します。
- 細菌検査
- 菌を培養し、原因菌を調べます。
蜂窩織炎の治療
- 抗生剤
- 蜂窩織炎の原因となる細菌を抑える効果のあるお薬です。症状が軽い場合は内服薬で十分ですが、症状が重い場合には点滴が必要になります。
蜂窩織炎のQ&A
- Q.蜂窩織炎は人にうつりますか?
- A.皮膚の感染症ですが、ほとんどうつることはありません。
- Q.蜂窩織炎と診断されましたが、運動してもよいですか?
- A.悪化することがありますので、患部を安静にすることが大切です。運動などの無理はせず、ご自宅で安静にされてください。
- Q.どういう人が悪化しやすいですか?
- A.糖尿病をお持ちの方は、蜂窩織炎を起こしやすく、かつ重症化しやすいので、注意が必要です。
- Q.予防はできますか?
- A.感染が起きないように、普段から足を清潔にしておくことが大切です。水虫が引き金になることもあるため、水虫をお持ちの方はしっかり治療しておくのが良いでしょう。ケーズ皮膚科では水虫の治療も可能です。
ご予約・お問い合わせ
蜂窩織炎の受診はご予約不要です。
ご不明な点があればお電話か予約フォームにてお問い合わせ下さい。